【高配当株】オリックス(8591)は高配当株として投資価値があるのか?徹底分析!

今回はレンタル・リース・不動産・エネルギー投資など多角的に事業を展開する総合リース企業「オリックス(8591)」について、財務状況・配当方針・成長性を踏まえ、高配当株としての価値を分析します。

1. 事業内容とビジネスモデル

オリックスは、レンタカー・リース、不動産投融資、事業投資、環境エネルギー、保険・銀行など10以上のセグメントを持つ多角企業です。国内外の安定収益基盤と、大型M&Aによる成長投資を両立しています。

幅広い事業ポートフォリオと積極的投資で、安定感と成長性が共存してるブリ!

2. 財務状況と利益の推移

営業収益(売上高)営業利益純利益(当期利益)
2024年3月期約2兆8,143億円3,607億円3,461億円
2025年3月期約2兆8,748億円(+2.1%)3,318億円(−8.0%)3,516億円(+1.6%)
2026年3月期予想約3兆円超(予想)増益見込3,800億円(+8~12%程度予想)

2025年は営業利益減も純利益は微増。2026年には純利益3,800億円水準と回復期待。

利益が戻りつつあるのは、増配や株主還元にもつながる良い兆しブリ!

3. 財務健全性

  • 自己資本比率:約24.2%とやや低めだが、資本規模は大きく、事業投資余力あり。
  • ROE:約8.76%(2025年3月期実績) → 中程度の収益性。
  • PER:約10.1倍、PBR:約0.94倍と割安評価。
  • 営業キャッシュフロー:1兆3,000億円超と非常に豊富で、事業投資余地あり。

キャッシュが出続けてるし、自己資本回転も良好。安心して持てるブリ!

4. 配当・増配・配当性向

  • 2025年3月期配当:120.01円、配当性向39%を維持。
  • 2026年3月期予想も120.01円 or 配当性向39%の高い方を保証 → 最大132.13円想定(増配余力あり)。
  • 配当利回り:約3.55%〜3.6%。安定&株主還元重視の姿勢が明確。

配当性向39%以下だから、増配余地は十分。DOE連動姿勢も好印象ブリ!

5. 投資判断まとめ

✔️ ポジティブ要素

  • 安定した多角事業+豊富なキャッシュフロー
  • 利回り約3.6%、累進配当方針を実質維持
  • 配当性向39%で増配余力あり、2026年にはさらなる増配可能性
  • PER10倍台、PBR0.9倍、割安評価もある

⚠️ 注意ポイント

  • 自己資本比率は20%台でやや低め → 借入依存の懸念あり
  • 営業利益のボラティリティが出やすいセグメントあり(環境・海外等)
  • 金利や景気動向に影響されやすい投資型事業構成

✅ 総合評価

オリックスは「安定多角事業+豊富な現金+配当堅持+割安評価」が揃った非常にバランスの良い銘柄です。配当性向40%未満且つ増配余力の高い中リスク・中リターン銘柄として、長期投資候補に十分検討に値します。

毎年配当増の期待ができて、自己株買いも併用。まさに“魚のえさをどんどんくれる企業”ブリ!

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