今回は、注目の不動産DX企業「アンビションDXホールディングス(証券コード:3300)」について、財務状況・配当状況・成長性をもとに高配当株としての投資価値を分析します。
1. 事業内容とビジネスモデル
アンビションDXは不動産×テクノロジーを軸にしたDX事業を展開。主なセグメントは以下の通りです:
- 賃貸DX:サブリース・管理・仲介事業
- 売買DX:都心高級物件の投資販売・クラファン
- その他:保険、海外不動産、ベンチャー支援など
安定収益の賃貸業と、成長性のあるDX・クラウドサービスの両輪で展開しています。
不動産業界の中でも“時代の波に乗ってる”感があるブリ〜
2. 財務状況と利益の推移
年度 | 売上高 | 営業利益 | 純利益 |
---|---|---|---|
2022年6月期 | 316.1億円 | 15.0億円(4.7%) | 8.26億円 |
2023年6月期 | 362.4億円 | 16.0億円(4.4%) | 9.61億円 |
2024年6月期 | 420.7億円 | 27.3億円(6.6%) | 16.4億円 |
2025年3月期予 | 532.9億円 | 35.3億円(6.6%) | 22.8億円 |
売上・利益ともに右肩上がりで安定成長を続けています。
利益率も上がってるし、これは安心できるブリ!
3. 財務健全性
- 自己資本比率:約20%(やや低めだけど不動産業としては許容範囲)
- 有利子負債:239億円と高めだが、総資産に対してバランスあり
- 営業キャッシュフロー:2024年はマイナス(-9.8億円)
負債比率は高いものの、成長に投資している構造。財務戦略としてはリスク管理が重要。
借金が多いのはちょっとドキドキするブリけど…成長企業なら仕方ないブリね!
4. 配当・増配・配当性向
- 年間配当予想:105円(利回り:約4.6%)(株価:2274円/2025/7/19)
- 増配傾向:4年連続で増配中、前年比+184%!
- 配当性向:15.5%
着実な増配を行っており、今後も期待が持てます。
この増配ペースは、配当好きにはたまらないブリ!
5. 投資判断まとめ
✔️ ポジティブ要素
- 売上・利益がしっかり成長中
- 不動産×DXのバランスが強い
- 増配・利回りアップ傾向で株主還元意識あり
⚠️ 注意ポイント
- 負債比率が高く、金利上昇の影響を受けやすい
- 営業CFがマイナスなのは今後の注視ポイント
✅ 総合評価
アンビションDXは、安定と成長のバランスを取りながら、株主還元にも積極的な銘柄です。
「中リスク・中〜中高リターン」の高配当株として十分に検討に値する存在と言えるでしょう。
個人的には“買い候補”の一つとして注目しておきたいブリ!