今回は、国内最大級の総合エネルギー企業「ENEOSホールディングス(証券コード:5020)」について、財務状況・配当方針・将来性から、高配当株としての投資価値を丁寧に分析します。
1. 事業内容とビジネスモデル
ENEOS HDは、石油精製・販売、電力・ガス供給、再生可能エネルギー事業、化学製品・素材、鉱業・資源開発など、多岐にわたる事業を展開しています。エネルギーから素材まで幅広く安定収益を確保しているのが強みです。
インフラ的に必要不可欠な事業を広く手がけていて、安定性抜群ブリ!
2. 財務状況と利益の推移
年度 | 年間配当 | 配当利回り(予想) | 配当性向 |
---|---|---|---|
2025年3月期 | 26円 | 約3.32% | 約32.5% |
2026年3月期予想 | 30円 | 約3.8% | 約32%前後 |
2025年配当26円から30円への増配予定で、利回りは約3.8%。配当性向は32%前後と十分余力があります。
利回り3%超&性向30%台…これは安心して持てるブリね!
3. 財務健全性
- 自己資本利益率(ROE)および具体数値は不明ながら、規模的に安定資本基盤あり。
- 営業キャッシュフローは非常に豊富→過去に数千億円規模の自社株買いも実施。
- 総還元性向(配当+自社株買い)も高水準で株主還元に積極姿勢。
現金力と株主還元の両輪で、安心して投資できる基盤ブリ!
4. 配当・増配・配当性向
- 2026年3月期予想配当:30円/株→ 利回り:約3.8%(株価:783円)(2025/8/5)
- 配当性向:約32%(2025年実績)→ まだ余力あり
- 増配継続:2023年22円→2024年26円→2025年30円と3期連続増配中
配当性向低めで安定性あり、しかも増配継続…株主思いすぎるブリ!
5. 投資判断まとめ
✔️ ポジティブ要素
- エネルギー・素材分野で安定収益基盤
- 配当利回り3.8%超+安定した増配傾向
- 配当性向30%台と増配余力あり
- 豊富な営業キャッシュフローと自社株買い実績
⚠️ 注意ポイント
- 原油価格や為替、景気に影響されやすい業界
- 環境規制や脱炭素方針への対応リスク
✅ 総合評価
ENEOSホールディングスは、「配当性向30%台・利回り約3.8%・連続増配・豊富な資金力」の条件を満たすバランスの良い高配当銘柄です。中リスク・中返戻型ながら、長期的な株主還元姿勢が評価できる銘柄として注目できます。
安定+増配+キャッシュたっぷり…まさに“安心して魚のえさを撒ける企業”ブリ!