【高配当株】大和ハウス(1925)は高配当株として投資価値がある?徹底分析!

今回は住宅・商業施設・物流施設など、多岐にわたる開発・建設を手がける「大和ハウス(証券コード:1925)」について、財務・配当・成長性の観点から高配当株として投資価値を分析します。

1. 事業内容とビジネスモデル

大和ハウス工業は戸建・集合住宅から、物流・商業・医療・福祉施設まで手がける大手総合建設企業です。開発から設計・施工・運営管理まで一貫した収益モデルを築いており、安定収益体質を保持しています。

大型施設から住宅まで幅広く手がけて、安定感抜群ブリ!

2. 財務状況・利益推移

売上高経常利益純利益
2025年3月期約6.53兆円(売上高)5,159億円(+20.7%)2,987億円
2026年3月期予想4,300億円(‑16.7%減益見込)

2025年3月期は増収増益を記録しましたが、2026年は減益見込となっています。直近は堅調な業績推移でした。

一度増益したからこそ、減益でも落ち着いて見れるブリ!

3. 財務健全性・収益性

  • 自己資本比率:37.1%(実績)
  • ROE:12.9%(目標13%以上)、ROA:約4.6%
  • PER:約11.1倍、PBR:約1.15倍(予想)

適度なレバレッジで財務健全性・収益性とも良好。割安株としての投資妙味もあります。

数字的にも落ち着いてて安心して持てるブリ!

4. 配当・増配・株主還元

  • 2025年3月期配当:150円(中間70円+期末80円)、2026年予想165円
  • 配当利回り:約3.38%(株価:4880円)(2025/7/19)
  • 配当性向:29.2%(2025年)
  • 株主還元方針:配当性向35%以上、かつ最低145円/株保証
  • 自己株式取得も積極的に実施(2025年には1,000億円規模)

連続増配&安定配当性向に加え、自社株買いも実施されており、株主還元姿勢は明確です。

165円予想配当&自社株買いもあり、株主重視の姿勢が頼もしいブリ!

5. 投資判断まとめ

✔️ ポジティブ要素

  • 規模メリットを活かした安定収益体制
  • 財務健全性&収益性(ROE/ROA)高水準
  • 増配&水準の高い配当利回り(約3.4%)
  • 自社株買いによる積極株主還元

⚠️ 注意ポイント

  • 2026年経常利益は減益見込→業績サイクルの影響
  • 建設業特有の景気・資材・労務コスト変動リスク
  • 将来のD/Eレシオの変化に注意が必要(目標0.6倍)

✅ 総合評価

大和ハウス工業は、規模・収益力・財務健全性・株主還元が揃った高配当株です。経常減益見込の短期リスクはあるものの、中長期で中リスク・中リターンを狙う投資家にとって魅力的な候補と言えるでしょう。

業績や株主還元の姿勢から見て、とても信頼できるブリ!

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